道具

クロス屋さんの車はバンがおすすめ

クロス屋車
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

街でクロス屋さんの車を見かけたことがありますか?

大抵がバンタイプで後部に材料や荷物をたくさん載せています。

同業者なら見て直ぐに分かります。(笑)

クロス屋さんが仕事に使うにはどんな車が良いのか、これから車の購入や買い替えを検討している職人さんの参考になるように、現役のクロス職人がどんなふうに車を使っているかを紹介します。

見習い君

クロス屋にとって車は無くてはならないもの。

大型バンにはあこがれるけど、軽バンとどっちが良いんだろう?

クロス屋におすすめはバンタイプ

バンタイプがおすすめな訳

基本的にクロス屋さんの仕事は、現場に材料・道具を持ち込む必要があります。

そのため、移動手段も兼ねて自動車は必需品

材料・機械類・道具類が載せられるバンタイプの自動車を選ぶ職人さんが多いです。

大型のバンだとTOYOTAのハイエース、小型の軽バンだとダイハツのハイゼットが代表的ですね。

 

大型バンと軽バンではどちらがおすすめ?

道具類をたくさん載せるためにバンタイプに乗っている職人さんが多いのですが、TOYOTAハイエースに代表される大型バンとダイハツハイゼットのような軽バンとではどちらが良いのか、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

大型バンのメリット

  • 荷物がたくさん載る
  • 倉庫代わりになる
  • 現場に糊付け機が持ち込めない場合、車内で糊付け機を使える

大型バンのデメリット

  • 本体が大きいので広い駐車スペースが必要
  • 軽自動車と比べると燃費が悪い
  • 軽自動車と比べると高速料金や車検費用・自動車税など維持費が高い
  • 軽自動車と比べると自動車本体も高い

軽バンのメリット

  • 小回りが利き、狭い駐車スペースで停められる
  • 大型に比べると燃費が良い
  • 大型と比べると高速料金や車検費用・自動車税など維持費が安い
  • 大型と比べると自動車本体も安い

軽バンのデメリット

  • 一度にたくさんの荷物が載らないので現場の作業工程ごとに荷物を乗せ換える必要がある
  • 倉庫代わりにはならないので、機械や道具を他にしまっておく倉庫が必要。
  • 荷台スペースに荷物を載せてしまうと人は2人までしか乗れない。

見習い君

経済的な事を考えると軽バンの方が良さそう。

でも自宅に機械を置くスペースや倉庫が無い場合、大型バンの方が良いのかな?

親方

今は軽バンに乗っているけど昔は大型バンに乗っていたんだよ。

その頃は子どもと遊びに行く時には仕事道具を全部降ろして、キャンピングカーのようにも使ったね。

クロス屋さんの軽バンの中

軽バンは後部に棚を作ると使い勝手が良い。

軽バンは大型バンに比べると荷物が載らないことがデメリットですが、中に棚を自作してできるだけ荷物が載るように工夫している職人さんが多いです。

そこで、現役のクロス職人がどんな風に軽バンを使っているか写真と共にご紹介します。

車種はマツダのスクラムバン。

長い脚立など、車内に入りきらないものを運ぶ時もあるので、ルーフキャリアをつけています。

後部座席はたたんでフラットにして薄い板を敷き、その上に自作の棚を設置。

棚は車検など必要な時には解体して全部降ろせるようにしてあります。

自作の棚で収納力をあげる

その日の作業内容に合わせて機械類・道具・材料などを積みます。

道具はコンテナボックスで整理

道具は種類ごとにコンテナボックスに分類しておくと、現場での積み下ろしも楽です。

親方

整理整頓は作業効率に関わってくるから大事だね!

道具は使ったらすぐに洗ってきれいに保っているよ。

荷物で後方が見えない!はドラレコで解決

荷物をめいっぱい乗せてしまうとバックミラーで後方が見られなくなってしまい危険です。

それを解決してくれるのはミラー型ドライブレコーダー。

後方確認に便利なミラー式ドライブレコーダー

車の後方をカメラで撮影、同時にミラーに映してくれるので荷物があっても後方が確認できます。

親方

ミラー型のドラレコは映し出す範囲が自分の視野より広いから、慣れるまで違和感があったけどね。